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telealias

 ニワトリだって空を飛べる。

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2009-12-23(Wed)

書き方の話

 決してネタがないから過去記事のロールバックをしようとか、そんなことは決して……。ゆ、ゆゆ、有用だから再掲するだけなんです! 他意はないんです!

 さて、そんなわけで、むかーし、さらっと書いたことをサルベージ。読んだことあるひともいますね。
 文章を書く上での慣例の話。

 まず、文頭の字下げ。
 文頭から改行までの一連をもって、形式段落とする。
 形式段落の頭に、一字分のスペースを入れる。たまたま行末が句点で終わっている場合は、形式段落を変えないなら、次の行頭に字下げは不要。これは原稿用紙のフォーマットに流し込むときに、一行の長さが違ったりするので、意識する必要があるかな。
 あと、カギカッコなどのカッコ類ではじまる段落は、基本的に字下げしない。会話文はもちろんそうなのだけど、強調の括弧はわりと悩ましい。今のところ出版物はだいたい字下げしてなかったと記憶してる。
 例えば、

「A」という記号がある。

 のような場合ね。
 あと、カギカッコを閉じる際、句点は「省略」する。

「句点っていうのは『。』のことよね」
「そうそう」

 ……なんで省略するんでしょ? これはいまだによく分かってない。省略できるから、というのが根拠らしいけど、それって根拠としては弱い気がする。省略できるからする、っていうのは、べつにしなくてもいいってことなんじゃ。たとえば、文末に常に『。』をつけるというほうが分かりやすい。例外をもうけるほどの理由には思えないし。想像になってしまうのだけど、『。』と『」』で二文字分、一文字にまとめるには合字にする必要があって、その体裁を整えるコストを軽減したかった、ってことなんじゃなかろうか、と思ってる。だったら最初からないで統一したほうが。省略する意味も分かる。

「じゃあ読点は?」
「えっと『、』のことだよね。」

 まぁこういう書き方も、公の文書なんかではするらしい。少なくともぼくは学校ではこうやって習ったし。正式な方式を学び、世の中に出ると慣習に従う……意外にこういうことは多かったりする。

 感嘆符、疑問符の後には通例、1字分のスペースを入れる。

「え? 何だって?」
「だから! 一字分のスペースを入れるんだってば!」

 ちなみに、

「何だって?って、ちゃんと人の話は聞いてよね、全く」

 のように、スペースを空けないこともある。空けてる人もいる。ぼくは空けない。まぁ本当なら、

「『何だって?』って、ちゃんと人の話は聞いてよね、全く」

 となるべきなのかもしれないが、基本的にはカッコの連続を嫌うので、こうならないようにカッコをつけないで統一してる。

 お次は三点リーダ、ダッシュ。
 三点リーダっていうのは「…」のこと。「・・・」ではなく。通例、二文字分で使う。つまり、「……」のように。
 ダッシュは「─」のこと。ハイフン「-」や音引き「ー」ではなく。こっちも「──」のように、二文字分で使う。
 三点リーダとダッシュ、これらには、分離禁則という禁則が指定されている為、行末と行頭に渡って、例えば、
 文章─(ここで改行)
─文章。
 のように書くのは不可となるの。分離禁則には他に英単語や二桁以上の数字も含まれるんだけど、縦書きにはあんまり関係ないかも。
 ちなみに、感嘆符、疑問符の後に……や──が続く場合、スペースを空けなくてもいいらしい。
 
 で、さっきちょっと触れた禁則について。
 分離禁則以外には、行頭禁則と行末禁則があって、それぞれ行頭、行末に来てはいけない文字となる。
「々」などの繰り返し記号、「っ」や「ゃ」などの促音、句点、読点、音引き、感嘆符、疑問符、各種閉じカッコは行頭禁則。
 各種開きカッコは行末禁則。

 と、まぁ、書いてみたんだけど、禁則処理は普通はプログラムサイドで済ませることが多い。組版ソフトが、禁則回避用のアルゴリズムをもって処理するべき。うちはTeXだけど、しっかり処理してくれる。Webも、ブラウザが一応処理してくれるだろう。問題が起こるのはゲームである。幾度となく、禁則違反を犯してる文を見てきた。そのたびに報告をしてきた。そういうバイトをしていたことがある。あればかりは、仕方ないんだろうなぁ。いや、自分も作るんだった。他人事ではなかった。まあ、ゲームなど作ってる人は、気に留めておいてもいいかもしれない。
 マンガの写植でわざわざ変なところで改行するわけはないから、そんなケースはめったに見かけないけど。

 次は約物の話を。約物って何、というところも含めて。

related: かきもの

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