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telealias

 ニワトリだって空を飛べる。

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2010-04-07(Wed)

ロバの耳

 ぼくの妖精好きはみんなの知るところだと思う。
 知らない人も、きっとすぐに知るだろう。ぼくは妖精に対して並々ならぬ思いを抱いている。そう、たとえば従妹やボブカットと同じくらいには。
 妖精の話をしたい。
 妖精、というか耳長の種族の話をしたい。
 耳長亜人のことをエルフと呼ぶ。いや、逆か。エルフといえば、耳長亜人である。いや、それには限らないのだけれども、しかし、妖精を必ずしもエルフと呼ぶことができず、逆にエルフを妖精と呼ぶことが難しい事情があったりする。エルフと妖精を別の種族とみなすフィクションは多い。そうでないものもまたしかり。なので、エルフはここでは耳長亜人を指す、という見解で進めたい。
 ぼくはこの耳長亜人族に並々ならぬ思いを抱いている。妖精に対するそれと同じように。
 エルフということばはすごくわかりやすく、エルフといえばだいたいの人があの耳長亜人を思い浮かべるだろう。
 しかし、自分がフィクションでエルフを出す、とするならば、そこで思考停止しないで、一歩踏み込んで、エルフってなんなんだろうということを考えてみたい。エルフ好きとして。

 しばらく、こんなものを考えていた。

 エルフには、白エルフと黒エルフがいる。
 白エルフは北部の不毛な高原地帯で狩猟生活を営む。テントや穴居で生活をし、定住することなく遊牧する。植物を摂取しづらいので、肉は生食する。肌は白い。プラチナまたは砂色のブロンドに鳶色の瞳。白い肌は日光に弱いため、フードや帽子を被り、アームウォーマーやレギンスを着用しているが、肌をさらし、日光浴をする習慣がある。寒冷な地域に住むので毛皮のローブをまとう。ヤギ、トナカイ、エルク、クマなどを食す。オオカミを飼う。
 黒エルフは南部の深い森に住む。温暖で多湿な気候から、露出の高い衣装をまとう。深い森とはいえ日光に晒されるので、肌は褐色。髪は白銀、銀灰色。狩猟と採集で生活。果物やイノシシ、鳥類、爬虫類を食す。肉類は加熱する。ヤマネコを飼い、狩猟に連れて行く。

 みたいな。
 エルフを亜人として、森の種族として捕らえたときに、あの肌の白さってなんというか、ファンタジーだからべつにいいんだけど、でも、やっぱりちょっと納得行かないというか、もし森の中にいるなら肌が黒い方がなんとなくイメージにあうような、と勝手に思っていた。しかし妖精というのは肌が白くて妖精、肌が黒いのはなんとなく悪魔的なイメージというキリスト教的な価値観がどうしてもついてまわり、ならそのイメージはあえて大切にして、アレンジしていったらどうか、というところに今回の妄想があったりして。
 オオカミは神格化されることが多い。北国の生き物という印象もある。なので、白エルフのパートナーにオオカミを。黒猫は魔女の使い、というので、まぁ、黒猫とは違うんだけど、黒エルフのパートナーにヤマネコをつけてみた。つまり、黒エルフには魔女のイメージがちょっと入ってたり。
 架空の種族を考える上で、亜人なのだから、と人間ベースで考えたりしてみたけど、そうすると、あの長い耳が謎い。耳が長いとその分音を拾いやすいんだろうか。しかし狩る側の種族に索敵用の器官が必要とはあんまり思えない。ということは、狩られる側としての側面もあったのかもしれない。エルフの天敵……それはいったい?

 そんなこんな考えるのはとても楽しい。しかし、それをいざ作品に反映させるとなると、それ以外のことをまだまだ決め切れていないので、なかなか簡単にはいかないのだけど。

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